隠者のCharacter Mania

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すっかり松も取れて参りましたね。
遅まきながら、新年のご挨拶とお喜びを申し上げます。
今年が皆様に取ってご多幸に恵まれる一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

些か体調が回復しつつあるので、再びPBCへ少しずつ出席を叶えて居る近況にございます。
とはいえ身体向きは相も変わらずで、一日外出致しましたら向こう二日はほぼ寝たきりと言う無様な有様で恐縮ですが…。
そう言えば今月は裏千家のお席にお呼ばれ致しました。改めまして大変お世話になりました。
体調が体調でしたので、お薄席ぐらいにしか出席出来なくて残念でしたが、
頂いたお茶碗が私の好きな萩焼でしたので、とても幸福な気持ちになりました。
因みに姉弟子さんは昔、備前焼の良い器を持っていらしたらしいのですが、
誠に無粋ながらお値段をお伺い致しました所、キャッとなる様なお返事が返って参りましたので、
結局その器では飲ませて頂かず仕舞いでございました。キャッとならんばかりのお値段だったのですよ…。

当局では新年の始めは、年少組からスタートを切らせて頂いて居ります。
(*ルビエさんは本来の年齢が二十代なので年長組に組み込ませて頂いています。ジンバルトさんと同じお取り扱いになりますね)
良く良く迷走されているご様子ですが、さして問題はございません。
煌耀さんはどうにか一度で家族全員を助けたいと願う強欲さから優柔不断に時を費やし、
エルクさんは自らの考察と信意だけを盲目的に信じるままに疑わず、
ビャスリムさんは絶対的に信頼する第三者の指示が無いと何一つ出来ない依存症です。
いずれも子供らしい稚さを備えた悩みでございます。ありふれた普通の感情論のお話が出来るのも未成年キャラクターの醍醐味なのでしょう。
子供とは本来、本能的に自分の身の回りの平穏を最優先に考えるものです。
彼らは常に24時間頼りになり、己を無条件に庇護してくれ、安全で平和で都合の良い様々な注意を促してくれる大人を求めています。
ですから大人の視点から彼らを見れば、これもまた本能的に「可愛い」「守ってあげたい」と感じるものなのでしょうね。
皆様はあまりそうは思われませんか? 取り分け私は口を開けばどうも主観的な文体になっていけませんよね。
本文をご拝読頂きまして、もしもご気分を害されましたなら大変申し訳ない事を致しました。
友人宅の息子さんを稀に見せて頂けるのですが、それはそれは愛くるしいのですよ。

しかしながら、大人が持ち得る常識や義務は折角持ち合わせている私達ですから、
二度と戻る事の出来ない子供時代の概念と心持ちに思いを馳せてみるのも、楽しいものかも知れませんね。

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