隠者のCharacter Mania

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当然ドキッとする出来事はございませんでした。
ほぼ身内の集まりなので実際に胸がドッキリするような事件が起こりましたなら、
それはそれで結構な大ごとになりますので、無くとも一向に構わないのですが…。

季節は三寒四温の弥生でございます。
仕事場では一日早くイベントを催しましたが、
折角の桃の節句と言う事で(*本来ですと地域的に旧暦でお祝い致しますが)、プライベートでも先生のお宅へお邪魔致しておりました。
お薄と合うかは解りかねますが、当日は桜風味の小豆入りの抹茶スポンジケーキを作って参りました。
少し前、何かの番組で炊飯器で調理するお菓子特集をなさっていたので、早速実践致しましたが、
これが思いの外使い勝手が宜しく、手前味噌ですが見事な仕上がりと相成りました。
丁度篠源会のお客様がいらしていたので皆様にもお配りしたのですが、お渡しした時の姉弟子さんの物言いたげな視線が忘れられません。
出過ぎた真似を致しまし…て…。

しかしながら兄弟子さんのうちお二方がいらした際、やはりお手製の栗金時と蓬もちをお茶受け用にご用意されていた様子をお伺いするに至って、
「大丈夫、残念なのは私ばかりではない」と何やら救われた気持ちになりました。
そう言えば2月のお茶会の時も何故か彼等と私だけが、ブラウニーとチョコレートボンボンを作ってお持ちよりになった次第でございます。
姉弟子さん方もお花先生も「紗々」しかお持ちでいらっしゃらない中、キャッキャと自前のお菓子をお取り分けになる初老のお兄様方。
とても楽しくお勉強をさせて戴いたのですが、確かに些かの違和感は感じておりましたよ…?

某プレイヤー様。
どうやら近年、男子力も枯渇する一方の模様です。

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