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隠者のCharacter Mania

イラスト:月神さん  記事のおよそ九割が[幻の水面]と言うPBCに参加しているキャラクターの詳細設定のようですね。近頃はそうでもないですよ。
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:2009:08/15/00:12  ++  「この野ブタが!」と言うお呼びかけは実はご賞賛なのですね

栄光の2004年、野ブタをアレなさる名作に因んで、暗にプロデュースしたいと仰っておられるのでしょう。
それはすなわち、衆人の場で熱い想いを告白なされているのとご同様のものなのですね。
なんという感動的な愛情の物語なのでしょうか。

お話は変わりますが、当局のエース・ジンバルトさんを稼働させているときの事です。
さるPL様に当局PCさんの恋愛事情についてご質問されたことがございました。
お話ぶりから推察するに、恐らく個人PCさんにあらず当局全般のPCさんに値する総合的なご質問ではないかと手前勝手に受け賜わっておりますが、
当局PCの皆様のキャラクターシートには、意図的に性趣向に関しての定述を述べておりません。
理解しがたいこと甚だしく、皆々様に真にご迷惑をかけておりますが、これには実はささやかな理由がございました。

恋愛事に限らず、お付き合いをさせて頂くお相手に何かしらの特別な感情を抱くには、
抜本的に、ある程度のお時間が必要だと考えてございます。
現実でもご同様ですが、お見合いのように特にお膳立てされる状況でもない超自然的な出会いの場合、
お相手に対しまして特殊な想いが芽生えるには、多々にして互いに過ごす時間が肝要なケースが一般的かと思われます。
むろんPBCは突き詰めてしまいますれば空想世界の産物であり、あまりリアルケースを参考にするのもいかがなものかと思われますが、
せっかくのリアル重視のPBCということで、お付き合いの当初はPCさん固有の常識的な反応になってしまうことをどうかお許し下さいね。
あしらったり警戒したり怯えたりよそよそしかったり人の話を聞いていなかったりと、バリエーション様々な反応を苦笑で受け流して下されば幸いです。

左様なものでして根本的に長い時間をかけてお付き合いを重ねる中で、自然発症的にさまざまな感情を抱く展開に夢を抱いております。
例えば「親愛・恋愛感情に風向きが変わるのは出会って10ロール目から」のような。
主観的な意見で恐縮ですが、そういった事情を鑑みるに付けまして、PCさん達にいついかなる素敵な出会いが待っているのかまだ確定できない昨今、
先見的にPCさん達の趣向を記述できないことを、ここまでご既読下さったお礼に代えまして深くお詫び申し上げます。
とは申し上げますものの、キャラマニを読めばPCさんのご詳細が知れてしまうので一から台無しなお話ですね。

いえ、よもやこれが俗に仰る「好きになった人が性趣向」と言うことでございましょうか。
彼らにもいつか良きプロデューサーが現れることを、心からお祈り致しております。
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:2009:08/11/00:11  ++  なんという悲劇でしょう

エルクさんとルビエさんのロールを前後させてはいけませんね。
悪意と善意の申し子達なので、心情の管理を怠るとどこをどうしたものか混ざりあってしまう危険性がございます。
きっと反作用爆発を巻き起こすことでしょう。クロノト●ガーのル●カ(*炎)とマ●ル(*氷)のように。

しかしながらエルクさんの方が若干ロールが進みやすい事実は否めなく、
私に孟子のご高説は永遠に解らないようです。悔やまれてなりません。

:2009:07/09/00:47  ++  PC登録のご予定表

・ジンバルト=ダイアリス登録
・ウィラーシャ登録(但し非成長奴隷の規定が不透明で暫定放置)
・最上銭衛門煌耀登録
・ルビエ登録




・2009/中春:イェルマーレ=L(レオン)=クリシュケン登録
・2009/6月初旬:ヘカテ=ダンドリアンローズ登録
・2009/9月初旬:ハインリッヒ=R(ローレンス)=B(ブロージュ)=ヴァルキュア若しくはドミニカ=ラン登録予定 
・2009/冬季:ジャクリーン=S(シヴィル)=シュミット登録予定




およそ八割が男性陣と言う、華のない顔ぶれと相成りました。
アドリブが利かない人間にはなりたくないものですね。


夏も佳境に差し掛かろうと言う現在、実際にご登録頂いているのは天サドエルフさんから始まり、贋作詐欺師、人権最下種、腹黒殺人鬼、レディース社長など、
改めてお名前を連ねますれば、こちらから申し上げるのも嘆かわしいほど、地味で面白みのないお方がたでございますが、
皆様、どこを取り上げても無害な方ばかりなのできっとお話が弾みやすいと思います。
宜しければ彼らが水面のキャラクターチャットで出歩いておられる時など、お気軽にお声を掛けて差し上げて下さいね。

:2009:07/05/00:59  ++  Ruby=Agatho,daemon

 
Neme:Ruby (Agatho) 部族から与えられた名はアガト。悪魔アガトダイモーンから皮肉られて。
Type:アガー(アガー+アガー)  訳有りの純血扱い。下記参照。
Age:17歳
Height:74cm
weight:19kg
Blood type:O型(O+型。人が振り回しても丈夫なタイプ)
Birthday:4月26日。誕生花はアズマ菊。花言葉は「尊い愛・別れ」
Grip:右50.00 左51.01 竪琴を引くには力が要る。
Arm:実は両利きの素質。優れた楽器演奏者には両利きが多いのだとか。
Skill:歌唱力・音感・弦楽器演奏技術・鍵盤楽器演奏技術・吹奏楽器演奏技術・歌詞の創作力・楽曲の構成力
Hobby:ひなたぼっこと硝子や銀の細工品集め。めったに出来ないけど演劇やサーカス鑑賞も。
Favor:はちみつ。楽団のスタッフがほんの気まぐれに一度だけ与えた。残飯以外に初めて口にした人間の食べ物。
Dislike:特にない。何かを嫌う・厭うと言う感覚が基本的に欠如している。
Image Animal?:カラスヘビ。でも実物よりずっと大人しい。日なたに居るの大好ッき。よく車に轢かれてるけど。
Image Color?:カルモナレッド。黒気の多いじッとりした赫系統。
Image Song:スピッツ『チェリー』。「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたよ。ささやかな喜びを、つぶれるほど抱きしめて。
favor Type?:恋愛事などの図々しい想像をした事がないので解らない。
が、実は完全な憧れの形としてディルノルト像が定着しているので若干BL寄り。無論設定上のみ。PLの人がBのLは無理だから。
CV Image:堀江由衣(または奥華子)

【ルビエ人間性裏考察】
現在こそ全民に忌み嫌われるアガーの姿をしているが、本来はアガーではない。
その素情は元の名前をグリューネルト=シモンと言って、ディルノルト=シモンの双子の兄。
れっきとしたフェイク(*金木犀のキリバナ+フレイバー)である。トワンの有名な音楽家シモン家に生を受ける。
弟・ディルノルトが容姿に反して野心家で傲慢な心根に生まれついたのに対し、兄・グリューネルトは落ち着いた家庭的な性格に育つ。
二人とも共に楽器の演奏に明るく、作曲に長け、歌劇を演じる才能に恵まれたが、
いずれ性根が性格や雰囲気に反映するように、長じるに連れ、二人の間には明確とは言えずとも僅かながら能力に差が生じ、
特に歌い手の心を映す歌唱力の才能は、声域・声量・表現力のどれもグリューネルトが大きくディルノルトを上回った。
長年積もり積もった劣等感に憤懣やる方なくなったディルノルトが、徐々に素姓の良くない連中とつるみ始め、
トワンの下町で身体を売って作った懐金で高名な呪術師に悪意の呪いを依頼し、兄に種族変化の術を施したのは十数年前のこと。
兄の美しい容姿を貶めるため、変化先に世界で随一醜い種族を選び、25歳のフェイクから生まれたてのアガーの赤子に変化させて全ての記憶を抹消し、
本物のアガーの子とすり替えて放置した。言わばアガーのチェンジリング。すり替えられた本物のアガーはそのまま打ち捨てられて飢死したらしい。
勝手に養父母の目星を付けられたアガーの両親は、他人の子とすり替えられているとも知らず一生懸命五年間育ててみたものの、
元がフェイクの性質を持っているものだからアガーの暮らしに馴染むわけもなく、彼らは本当に見所なしと見て捨てただけ。
流れの楽師団に拾われた当時、武者修行として楽師団のシンガーを務めていたディルノルトと図らずも再会。
ディルノルトはここぞとばかりに彼を虐げ、嘲り、いい気分で自分の栄光の踏み台として彼をこき使っている模様。
呪術により記憶と容姿と温かな暮らしを奪われた25歳の青年(*アガー化した現在年齢は17歳の少年)は、何も知らずに忌まわれる己の存在を憂いている。

元の姿は癖毛のプラチナブロンドに深いオリーブグリーンの瞳を持つ、すっきりと四肢の整った端麗な青年。
線が細く、いつも困ったような顔をしているけど、弟より数倍、品が良い佇まいと顔かたち。
アガー化呪術は高度白魔法で解ける呪いなので、中級ぐらいになればどこかに充てを付けてフェイクに戻れればそれをプランに。

これでも当チームの良心担当。後でハイドリッヒが登録されなければ当局唯一のノン・眼鏡男児となる。
アガーになってからの悲惨な思い出しかないので、それとしらず記憶喪失を抱えていても結構タフ。
どんな時・状況や場合、心身状態でも、自らと自らの周囲を取り巻く境遇や環境に、
長所(*救いどころ)や活路、良いところを見いだすことができる健全な現実肯定主義者で、
外見に似合わず実はとても強い克己心の持ち主。持ち前の豊かな感受性のおかげで、
日々の生活においていとも容易く傷心的や感傷的に陥りやすいが、案外引き摺るたちではない。(*精神力1は反映してすぐに動揺するが立ち直りの問題)
いわゆる放っておいても大丈夫なタイプ。事前にどれだけの目に合っていようが、
誰が慰めなくとも何が励まさなくとも結構勝手に立ち直っているあたりは大掴みなアガー化の特性。
自家発電力の度合いは高い自立心を誇るキャラクター群の中でもNo.1。
包容力はヘカテに次いで、打たれ強さはジンバルトに次いで高い。(*精神力に頼まない状況に限る)
常に人(*種族全てに適用)に対する感謝と敬意の気持ちが根底にあるので、
憎しみや妬みや嫉妬という、対人関係において発生する負の感情とはまるっきりの無縁。
自虐的だが卑屈ではない。(なので「ごとき~」とは言っても「どうせ~」とは言わない)
自分以外の種族(*厳密に言えば自分限定)がすべて美しく見えているのは本当。
ナメクジのインセクティアの粘着質な肌を見て、光が映えて綺麗だと言うし、
女郎蜘蛛の妖怪のわさわさ蠢く足を見て、長くて器用と羨望する。ある意味で何事に対してもくじけなさMAX。
全ての概念が善意と称賛でできているので、幸せ者と言えばこれ以上ないぐらい。

ロール内や能力にある歌詞作成・楽曲構成力の基盤となる言語は全てアガーの部族語。(*元来がフェイクなので多少、上品な言葉使いをする)
なので人間を始め一般的な他の種族とは、文面通りの意思疎通がほぼ成り立たない。
個体の意志を持ち集落を作る種族・動物である以上、
何かしらのコミュニケーションツールがあるものと考えた判断上での言語設定。物申しが付けば修正する予定。
ヒューマンコンセプトがエルクや未登録のジャクリーンと同じくはっきりしているPCの一人。
ルビエの場合『オペラ座の怪人』なので、どっかでうっかり血迷って見習いの美少女歌手に恋してればいいと思ったけど、
悲噴の感情をどう芽生えさせていくかと言う前提から、すでにオチが未明でどうかと思った。どうなんだろう。どうしよう。

:2009:06/29/01:22  ++  最上銭衛門煌耀


Neme:最上銭衛門煌耀(最上綺羅)
Type:人間(イエロティア+フェイク(*キッシャーハーフ)
Age:12歳
Height:135cm
weight:34kg
Blood type:B(B型Rh+型。やっぱりB)
Birthday:6月15日。誕生花はタチアオイ。花言葉は「威厳と高貴」
Grip:右14.22 左13.75 力3値は殿中の試し斬りでしか発揮されない感。
Arm:基本的に右利き。修練次第(スキルアップ)で左手でも簡単な作業がこなせるように。
Skill:研入技術・鎺工技術・紋入技術・鞘塗技術・鍔工技術・柄巻技術・刀身彫技術・鐔工技術・鞘彫技術・御結い技術…etc通り一遍の技術持ち。但し全スキルLv1~2から。
Hobby:香の聞き当て・茶道の問答・乗馬。全て現在は叶うことないお嬢趣味。今は道場の修繕と補強。
Favor:金平糖。水洋羹や朱鷺の京の練り菓子も好き。でも大名生活じゃない今はせいぜい干し飯ごときが美味しく思える。
Dislike:技術指南役兼匠頭田所兵衛(NPC:三十一歳)。ないし大人(男)。何につけ彼を恨み骨髄に思う。
Image Animal?:アビシニアン。血統書付き。チビのくせに迂闊に近寄るとフーッてなる。ちょう懐かない。
Image Color?:山吹色。色と言うよりむしろ山吹の花の散るさまに近い。
Image Song?:Yuiの『Life』。陽のあたる場所に出て両手を広げてみたなら、あの空、越えてゆけるかな?なんて思ったんだ。
favor Type?:兵衛大好き。嫌い嫌いもアレのうち的なガチな怨デレ。この歳から枯れ専傾向とか言えやしない、言えやしないよ。
CV Image:大谷育江

【最上煌耀人間性裏考察】
元は研師から鐔工師、白銀(鎺)師や鞘師まで述べ80人以上の拵匠師を抱えた伊駿河藩自慢の拵流派『最上党』の源流最上家の長女。正真正銘武家の娘。
技術を厳しく叩き込まれて育った事は事実だが、最上家は元来男子(*嫡子ないし優秀な拵師など婿養子)が銭衛門を襲名する習わしのため、
むしろ家事や華道、茶道、日舞に居合い道など、武家の嫁として遜色ない心得を重点的に教育されていた。
それが父に連れられて殿中にてお目見え初日、当時『今静』と讃えられた巫女舞の名手・母紗羅(さら)(キッシャーハーフ)に
生き写しの顔立ちを藩主に見初められ、実に五歳にして上つ方のお手付きとなる。武家のならいで主君に逆らえない父や兵衛も黙って娘を差し出した。
この事は家老を始め城中の暗黙の了解となっている。家臣団が揃って含み笑いをするのはそのせいも有る。
以降現在まで目通し・城勤めに出る毎夜、月経の都合もお構いなしに藩主の夜伽に出されている。
ちょうど物心の付く時分に辱めを受けたせいか重軽度の心因的記憶障害を来し、
今日に至るまでの凌辱の記憶は、煌耀自身の中で全て“毎夜見る悪夢”として認識され、現実視されていない。
実際に夢に出る。稀に己を犯している男の顔が、田所兵衛のものになったり舘脇一太郎のものになったりして移ろい、
そんな夢を見て魘される自分のことをなんて淫らな女だろうと蔑んでは、卑しい性根に一人むせび泣いている。
酷い次期は夢遊病に。最上屋敷の周囲、林や生け垣などを焦点の定まらない瞳でふらふらウロついては、
巫女唄をうたいながら愛用の錐で腕を斬り裂く。常習的なリストカッター。
布団に戻って朝起きた時に、そのへんが血まみれでギョッとする事数回。自分でもかなり怖ろしくなっていて、常に情緒不安定な心理の原因のひとつ。

また突如銭衛門が五代目に代替わりするに辺り、拵え仕事の一切が降りなくなったのは、
表向き技術不足を理由にされているが、真相は老中但馬団十郎(64)、侍従頭村上善次(37)、若年寄小西影虎(29)、御傍衆大江権佐(41)ら等、
藩主の寵愛と庇護を受けていた最上家を良く思わなかった側近・侍従達が、ここぞとばかりに手を廻して悪評を広めているせい。
はたして何も知らない十二歳の小娘は格好の虐待の的となり、殿上に気に入られているくせに仕事も満足に上げられない仕置きと称して、
何度も百足や溝鼠の巣になっている地下蔵に閉じ込められたり、慰み者として小姓部屋に投げ込まれていたりしていた。

ベクトルは常に一方向性。自分より年長の全ての青年、特に男性を「おとなたち」と一括りして、
腹の底では格下の者(自分含む)を常に侮り嘲り利用する機会を伺っているに違いないと思い込み、
どんな好意や親切も頭から信用する事相成らず、激しい嫌悪感と憎悪を募らせる一方、
反対に自分より年下の子供や女性など「自分に取って脅威ではない」(*害にならない⇔自分より弱い)
と判断する相手には事のほか親しみを覚え、自分から関わりたがる傾向すらある。
特に身内など一度懐深く入れた人間には過剰なまでの愛情と執着心を傾ける。
(*一遍に全ての家族・部下を失った思い出があるため、一度でも距離を置いたり手を離したりしてしまえば、
二度とこの絆を手にする事が出来ないような気がすると言う心因的依存症を伴う恐怖感)
名前を呼んだり、手を握ったり、声を確かめたりと執拗に『其処に居る(*傍に存在している)』事を確かめたがる。
夜は殆ど寝ない。眠りに落ちること(*夢を見ることや知らないうちに怪我を負うこと)を怖ろく思い、
おおよそ空が白み始める早朝から朝方に掛けてわずかに睡眠を取る具合。城上がりでない時も夜眠りに落ちることに酷く怯える。
笑ったり喜んだり嬉しかったり、「何か嬉しいこと」があると望みが叶わないような(*家族を取り戻せないような)気がすると言う強迫観念が常に付きまとい、
笑えないのではなく笑うことを我慢している。笑うと言う概念を無意識的に切り離して忘却している。
何をするにつけ功績がない事を悔やみ(*武家にありがちな成果主義の躾のせい)、
毎日毎度いちいちの行動に己を律して何とか好きな人間に認められたい・社会的に自分の居場所を確立したいと強く欲するため、
ある意味ルビエより根の深い自己嫌悪症が平素から付きまとう。内心は鬱病ヒステリーを伴うストレスフル。
人付き合いはトコトン下手。手先は器用だが人格は不器用。
特に好意がある人の前ではいい所を見せようとするあまりテンパッて、言わなくてもいいことを言いしなくてもいいことをしがち。
「他人との絆はどんなに深くても(いつかは)切れるもの」と捨て鉢に考えている節があるので、最初は全ての付き合いに置いて消極的な傾向にある。

腕前はともかく掃除・料理・洗濯と家事好き。その辺りの作法はきちんと仕付けられていたせいか、なんだかんだ言っても育ちは育ち。
末はいい嫁さんになりそうな気質だが、いかんせん男運の悪さは折り紙付き。
幸か不幸か生来男好きのする空気を纏う星廻り。自分の意志に関わらず根っから駄目男・畜生漢の淫気を引く体質を持つ。
その不運具合は重傷で藩主(*殿様)を始め、芥子を嗅がされて但馬や村上などにも弄ばれ、見かねた最上家お庭番金冶(NPC:当時十三歳)が
密かに閨の場から連れ出し最上家屋根裏に匿った際、小袖を剥かれてすすり泣く惨めな息女の姿に当てられた彼の双子の弟、
同じくお庭番銀冶(NPC:当時十三歳)が絞首悦楽症と言う困った性癖を呼び覚まし、
金冶の居ない間中、銀冶に圧し掛かられ生かさず殺さず首を絞められ続けた経験すら持つ悲惨。
無論、当時の記憶も全て“悪夢”として片付けられている。都合の悪い記憶はなべて夢扱い。真人間には蔑視しか受けないとことん男運の無い特性。