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隠者のCharacter Mania

イラスト:月神さん  記事のおよそ九割が[幻の水面]と言うPBCに参加しているキャラクターの詳細設定のようですね。近頃はそうでもないですよ。
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:2009:09/03/22:16  ++  Xellmare=Leon=CuleSyhken


Neme:Xellmare=Leon=CuleSyhken
Type:ホワイティア(フェアリン系ホワイティア+ヴァーシャ系フェザリアン) 羽は退化して肩甲骨が少々目立つ程度。
Age:13歳
Height:156㎝
weight:50㎏
Blood type:AB型(AB型Ph-型。この型には奇人変人・天才鬼才が多い)
Birthday:12月1日。誕生花はヨモギ。花言葉は「満ち足りた幸福・決して離れない」
(またはドラセナ。花言葉は「幸せな恋・名もない寂寥」) どちらにせよ花も実も咲かない感。
Grip:右48.99 左49.21 成人並み。力値関係なく指力は強いよ、筆圧強くて鉛筆がミシッて言うよ。
Arm:両利き。普段は右利きに見せかけているが解体時など素が出る作業時には両手を使用。
Skill:解体術・解剖術・死霊術・暗黒魔術・クトゥルー呪術・召喚術・反魂術・異界交感術・調合薬術・医学全般
Hobby:読書やフルート演奏。『秘密基地』での収集物観賞。あとこッそり編み物が大好ーき。割合多趣味。
Favor:獣の心臓(特にフォークを差せば血が溢れるくらいのレアか丸ごとの塩茹で)。呪力を高めるため。無論人前で口にする事はない。
Dislike:男女問わず孟子説肯定派(それも盲信的な)の人間。関わり合いになりたくない。解り合えない相手との時間は過ごすだけ無為。
Image Animal?:外見的にはエゾリス。本能的にはアムールトラ。狙った獲物は逃さない。
Image Color?:アクラゴールド。ゴールドと名称が付くものの、実は黒感の多く含まれた底知れない不安な金色。
Image Song?:浜崎あゆみ『HEAVEN』 側にいて愛する人。時を超えて、形を変えて。
favor Type?:恋愛に向かないヘテロ。実は年下か同世代の女の子好み(頼られたい属性)。血液嗜好症(へマトフィリア)の性癖があるが本人は無自覚。
(*血が滲むほど爪を噛む悪癖が血液嗜好症の関わりも兼ねる)
CV Image:檜山修之

【イェルマーレ人間性裏考察】
出自国身元不明。年中雪に覆われた北国の小さな孤児院で、乳児のときに裸同然で門前に捨て置かれ、
孤児院の経営者にして唯一の職員である若いシスター(当時16歳:オッディアイア)に拾われる。
素朴で愛らしい顔立ちのシスターはその年齢で管理職と言う責務のため、周囲に軽んじられないようにとあまり笑わない娘だったが、
子供達には、この上なく優しく頼もしくいつでも愛情を注いでくれる唯一の母であり、姉だった。
蜂蜜色の頭髪と水晶のように薄い紫色の瞳を持った少年は、清貧ながらも歪むことなくすくすくと育ち、
6歳になる頃には残った孤児達を纏める年長組として、同年代のジャイアントの少年と共に、シスターの家事手伝いをしていた。
自分が仲間達の健康を思う医師になるんだと将来を話し、ジャイアントの相棒が皆を守る戦士になるのだと夢を語った。
年少の子供達を弟妹のように愛しく思い、近郊の街の図書館に通いながら勉学に励むうち、
シスターに仄かな恋心を覚えながらヴァーシャの四季を繰り返す間、少年は本当に幸福だった。
いずれ旅立つ日が来ても大人になればきっとまたこの孤児院に戻り、仲間達を守って生涯を終えるものだと思っていた。
生来の勉強家に加えて聡明さと理解力を買われ、近郊の街の診療所へ引き取られる事が決まったのは七つになったばかりの頃だった。
孤児院の仲間達は寂しがったが、少年の夢を知っていたシスターはこれも目出度いことと感涙を拭って、
お祝いに彼女と揃いの銀のフルートを少年に与え、家族を得て幸せになりなさいと抱き締めてくれた。
馬車を降り街近くまで至ったところで、貰ったフルートを孤児院に忘れたことを思い出して引き返したのは、凶事の前兆だったのかも知れない。
訳のわからない厭な予感に背を押されて全力で走り戻って、見なれた粗末な建物の方々から黒煙が噴き上がるのを見て予感の的中を知った。
それでもたッた中一日の間に、慎ましい孤児院が野盗の群れに襲われて、壊滅したなど目の当たりにするまで思いも付かなかったらしい。
年端も行かない子供達は一人残らず無残にも四肢をもがれて虐殺されていた。
目を射抜かれた一番幼い子供に、覆いかぶさるように死んでいたジャイアントの少年には首も腕も無かった。
僧兵の心得も兼ねていたシスターは入り口の正面で、槍を握った僧兵装束のまま息絶えていた。
彼女の周囲に彼岸花のように広がった血潮の美しさを良く覚えている。
千切れ果てた身体や首を携えて前のめりに突ッ伏した勇壮な死に様は、最後まで愛しい子供達を守ろうとしたに違いない。
緋毛氈を引いたような血の海の中、八つ裂きにされて転がッた幼いけな四肢や首や内臓を、薄闇の中で長いこと茫然と眺めていた。
「――――――繋いだら元に戻るのかなぁ、」
そンな事をぼんやりと考えながら、たッた一人自分達を愛し、育て、護ってくれたシスターの首をそっと持ち上げ、
その美しい銀髪を手の中で愛おしげに梳きながら、生まれて初めて取り返しの付かない喪失感に涙を流した。

ジンバルトに次ぐインテリルーキー。なぜか先に登録したルビエよりも稼働率が高い。
医学要素を含む知的探究心を満たすためなら逐一行動を何ひとつ躊躇わない怖ろしいおこさま。最初の解体殺人は七歳から始まった。
元来持ち合わせていた医者になると言う夢が、過去の一件から歪んだ形で現れた故の性癖だとは言うまでもない。
理知的でありながら自らの欲求を優先する本能フィルターが付いているため、人を人体部位でしか認識できない。
歩いてる人間がみんな骨格標本に見えるタイプ。本当に透けて見えてる訳じゃないが想像力が補って余りある感じ。
普段一生懸命に医術学を学ぶときの意識と牧師服を着てバラバラ殺人の犯行に及ぶ時の意識は、
どちらも同等で平行的な素人格に変わりはなく、決して二重人格や突発的犯罪思考誘発症などがある訳ではない。
なので日常会話の中などで上手いことネタを誘導すれば話の節々でアッサリボロを出す系統。
この辺りのツメの甘さが子供ゆえの失態部分。大人になるに連れ心理面は鎧われて行くだろうが根本的な欠点は不変。
(*『演技』が特技・趣味に入らない理由)(*また文系の人間が持ち合わせやすい自分の知識を披露したいと言う喋りたがりのナルシスト気質もやや迎合)
この子供っぽさは13~15歳の間限定で、普通のやんちゃな男の子ッぽい面も持ち合わせ、
例えば懇意になった(*なる相手もあまり居ないと思うが)相手には、自分の「秘密基地」を教えて、
「収集した宝物」を得意げに見せてくれたりする。宛らクッキー缶に集めた小石や昆虫やらを自慢するガキんちょの如く。

事件に付いては実質上、単なる人体構造追究のような解剖・収集事情(及び趣味)にしか見えないが、
実は育て親のシスターを始め、孤児院時代の仲間達と似た人体のパーツを集めて、彼女達を「生前のまま」反魂するのが最終目的。
その為に原初のネクロノミコンやアカシア記録(レコード)を読み解くことが彼の最大の野望。ブツの在処は捜索中。
すでに失った幸福な歳月を蘇らせようとして、過去と禁呪とに盲信的にしがみついて自己を形成している哀れな少年。
中級ぐらいになったところを自警団や騎士団など、解りやすい正義どころに討伐されると理想。
犯罪は何を取り上げても哀しく虚しいと言う真理を突き詰めていきたいキャラクター。
どの時代のどの法律・思想を紐解こうが殺人罪(PC・NPC関係なく)と言う罪科が及ぼす影響と事実を常に弁え、
決して幸福で満ち足りた結末を迎えてはならないことを自戒に含めていくべき人物像。犯罪者と言う人間を造り出す事はそういう事です。

美形度合いは当局の中でも高めの設定。ほぼ女顔。場合によっては女装も辞さない(*声でバレるので無言で通すけど)。
天使の笑顔の面皮を被った悪魔系男子。朗らかに見せ掛けて陰湿・狡猾・企み系と言う人間的に失格な要素が揃い踏み。
なまじ大人を手玉に取れるものだから、慎重な割に結構世の中舐めて渡ってる節有り。
一人称は通常は『僕』、プライベートでは『私』と同世代の少年の格好付けたがり心理とは真逆のそれ。
使用するネクロマンスはクトゥルー系黒魔術基盤。ラヴクラフト信者。趣味2は暗黒魔術を覚え、
最終的にはヨグ=ソトホートやナイアルラトホテフどころかアザトホースすら召喚できるようになる予定。(*だから媒体がフルート)
[演奏]が特技・技術に入らないのも、飽くまで媒体としてのフルート演奏ができるだけと言う意味で、
召喚中の特殊な吹奏術以外の、通常の曲目・歌曲演奏技術は全くの素人のそれ。ぴーひょろ。
体重表記は間違いではなくフェザリアンの名残である骨本来の重さのため。死霊術を唱えると全身の皮膚に紅い燐光を放つカバラ文字が現れる。
知力を12値で止める予定なので使用技は12種類で打ち止め。多いかと思ったが周囲の魔術師さんの技事情を鑑みるに、
「いや、まだ少ない方だ」と思い知ったのでこれで推し進める予定。
コンセプトが思いっきり『斬り裂きジャック』。未登録のジャクリーンと対極の道を歩む男。
デップじゃないけど捜査官との推理合戦とかないものか。

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:2009:07/05/00:59  ++  Ruby=Agatho,daemon

 
Neme:Ruby (Agatho) 部族から与えられた名はアガト。悪魔アガトダイモーンから皮肉られて。
Type:アガー(アガー+アガー)  訳有りの純血扱い。下記参照。
Age:17歳
Height:74cm
weight:19kg
Blood type:O型(O+型。人が振り回しても丈夫なタイプ)
Birthday:4月26日。誕生花はアズマ菊。花言葉は「尊い愛・別れ」
Grip:右50.00 左51.01 竪琴を引くには力が要る。
Arm:実は両利きの素質。優れた楽器演奏者には両利きが多いのだとか。
Skill:歌唱力・音感・弦楽器演奏技術・鍵盤楽器演奏技術・吹奏楽器演奏技術・歌詞の創作力・楽曲の構成力
Hobby:ひなたぼっこと硝子や銀の細工品集め。めったに出来ないけど演劇やサーカス鑑賞も。
Favor:はちみつ。楽団のスタッフがほんの気まぐれに一度だけ与えた。残飯以外に初めて口にした人間の食べ物。
Dislike:特にない。何かを嫌う・厭うと言う感覚が基本的に欠如している。
Image Animal?:カラスヘビ。でも実物よりずっと大人しい。日なたに居るの大好ッき。よく車に轢かれてるけど。
Image Color?:カルモナレッド。黒気の多いじッとりした赫系統。
Image Song:スピッツ『チェリー』。「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたよ。ささやかな喜びを、つぶれるほど抱きしめて。
favor Type?:恋愛事などの図々しい想像をした事がないので解らない。
が、実は完全な憧れの形としてディルノルト像が定着しているので若干BL寄り。無論設定上のみ。PLの人がBのLは無理だから。
CV Image:堀江由衣(または奥華子)

【ルビエ人間性裏考察】
現在こそ全民に忌み嫌われるアガーの姿をしているが、本来はアガーではない。
その素情は元の名前をグリューネルト=シモンと言って、ディルノルト=シモンの双子の兄。
れっきとしたフェイク(*金木犀のキリバナ+フレイバー)である。トワンの有名な音楽家シモン家に生を受ける。
弟・ディルノルトが容姿に反して野心家で傲慢な心根に生まれついたのに対し、兄・グリューネルトは落ち着いた家庭的な性格に育つ。
二人とも共に楽器の演奏に明るく、作曲に長け、歌劇を演じる才能に恵まれたが、
いずれ性根が性格や雰囲気に反映するように、長じるに連れ、二人の間には明確とは言えずとも僅かながら能力に差が生じ、
特に歌い手の心を映す歌唱力の才能は、声域・声量・表現力のどれもグリューネルトが大きくディルノルトを上回った。
長年積もり積もった劣等感に憤懣やる方なくなったディルノルトが、徐々に素姓の良くない連中とつるみ始め、
トワンの下町で身体を売って作った懐金で高名な呪術師に悪意の呪いを依頼し、兄に種族変化の術を施したのは十数年前のこと。
兄の美しい容姿を貶めるため、変化先に世界で随一醜い種族を選び、25歳のフェイクから生まれたてのアガーの赤子に変化させて全ての記憶を抹消し、
本物のアガーの子とすり替えて放置した。言わばアガーのチェンジリング。すり替えられた本物のアガーはそのまま打ち捨てられて飢死したらしい。
勝手に養父母の目星を付けられたアガーの両親は、他人の子とすり替えられているとも知らず一生懸命五年間育ててみたものの、
元がフェイクの性質を持っているものだからアガーの暮らしに馴染むわけもなく、彼らは本当に見所なしと見て捨てただけ。
流れの楽師団に拾われた当時、武者修行として楽師団のシンガーを務めていたディルノルトと図らずも再会。
ディルノルトはここぞとばかりに彼を虐げ、嘲り、いい気分で自分の栄光の踏み台として彼をこき使っている模様。
呪術により記憶と容姿と温かな暮らしを奪われた25歳の青年(*アガー化した現在年齢は17歳の少年)は、何も知らずに忌まわれる己の存在を憂いている。

元の姿は癖毛のプラチナブロンドに深いオリーブグリーンの瞳を持つ、すっきりと四肢の整った端麗な青年。
線が細く、いつも困ったような顔をしているけど、弟より数倍、品が良い佇まいと顔かたち。
アガー化呪術は高度白魔法で解ける呪いなので、中級ぐらいになればどこかに充てを付けてフェイクに戻れればそれをプランに。

これでも当チームの良心担当。後でハイドリッヒが登録されなければ当局唯一のノン・眼鏡男児となる。
アガーになってからの悲惨な思い出しかないので、それとしらず記憶喪失を抱えていても結構タフ。
どんな時・状況や場合、心身状態でも、自らと自らの周囲を取り巻く境遇や環境に、
長所(*救いどころ)や活路、良いところを見いだすことができる健全な現実肯定主義者で、
外見に似合わず実はとても強い克己心の持ち主。持ち前の豊かな感受性のおかげで、
日々の生活においていとも容易く傷心的や感傷的に陥りやすいが、案外引き摺るたちではない。(*精神力1は反映してすぐに動揺するが立ち直りの問題)
いわゆる放っておいても大丈夫なタイプ。事前にどれだけの目に合っていようが、
誰が慰めなくとも何が励まさなくとも結構勝手に立ち直っているあたりは大掴みなアガー化の特性。
自家発電力の度合いは高い自立心を誇るキャラクター群の中でもNo.1。
包容力はヘカテに次いで、打たれ強さはジンバルトに次いで高い。(*精神力に頼まない状況に限る)
常に人(*種族全てに適用)に対する感謝と敬意の気持ちが根底にあるので、
憎しみや妬みや嫉妬という、対人関係において発生する負の感情とはまるっきりの無縁。
自虐的だが卑屈ではない。(なので「ごとき~」とは言っても「どうせ~」とは言わない)
自分以外の種族(*厳密に言えば自分限定)がすべて美しく見えているのは本当。
ナメクジのインセクティアの粘着質な肌を見て、光が映えて綺麗だと言うし、
女郎蜘蛛の妖怪のわさわさ蠢く足を見て、長くて器用と羨望する。ある意味で何事に対してもくじけなさMAX。
全ての概念が善意と称賛でできているので、幸せ者と言えばこれ以上ないぐらい。

ロール内や能力にある歌詞作成・楽曲構成力の基盤となる言語は全てアガーの部族語。(*元来がフェイクなので多少、上品な言葉使いをする)
なので人間を始め一般的な他の種族とは、文面通りの意思疎通がほぼ成り立たない。
個体の意志を持ち集落を作る種族・動物である以上、
何かしらのコミュニケーションツールがあるものと考えた判断上での言語設定。物申しが付けば修正する予定。
ヒューマンコンセプトがエルクや未登録のジャクリーンと同じくはっきりしているPCの一人。
ルビエの場合『オペラ座の怪人』なので、どっかでうっかり血迷って見習いの美少女歌手に恋してればいいと思ったけど、
悲噴の感情をどう芽生えさせていくかと言う前提から、すでにオチが未明でどうかと思った。どうなんだろう。どうしよう。

:2009:06/29/01:22  ++  最上銭衛門煌耀


Neme:最上銭衛門煌耀(最上綺羅)
Type:人間(イエロティア+フェイク(*キッシャーハーフ)
Age:12歳
Height:135cm
weight:34kg
Blood type:B(B型Rh+型。やっぱりB)
Birthday:6月15日。誕生花はタチアオイ。花言葉は「威厳と高貴」
Grip:右14.22 左13.75 力3値は殿中の試し斬りでしか発揮されない感。
Arm:基本的に右利き。修練次第(スキルアップ)で左手でも簡単な作業がこなせるように。
Skill:研入技術・鎺工技術・紋入技術・鞘塗技術・鍔工技術・柄巻技術・刀身彫技術・鐔工技術・鞘彫技術・御結い技術…etc通り一遍の技術持ち。但し全スキルLv1~2から。
Hobby:香の聞き当て・茶道の問答・乗馬。全て現在は叶うことないお嬢趣味。今は道場の修繕と補強。
Favor:金平糖。水洋羹や朱鷺の京の練り菓子も好き。でも大名生活じゃない今はせいぜい干し飯ごときが美味しく思える。
Dislike:技術指南役兼匠頭田所兵衛(NPC:三十一歳)。ないし大人(男)。何につけ彼を恨み骨髄に思う。
Image Animal?:アビシニアン。血統書付き。チビのくせに迂闊に近寄るとフーッてなる。ちょう懐かない。
Image Color?:山吹色。色と言うよりむしろ山吹の花の散るさまに近い。
Image Song?:Yuiの『Life』。陽のあたる場所に出て両手を広げてみたなら、あの空、越えてゆけるかな?なんて思ったんだ。
favor Type?:兵衛大好き。嫌い嫌いもアレのうち的なガチな怨デレ。この歳から枯れ専傾向とか言えやしない、言えやしないよ。
CV Image:大谷育江

【最上煌耀人間性裏考察】
元は研師から鐔工師、白銀(鎺)師や鞘師まで述べ80人以上の拵匠師を抱えた伊駿河藩自慢の拵流派『最上党』の源流最上家の長女。正真正銘武家の娘。
技術を厳しく叩き込まれて育った事は事実だが、最上家は元来男子(*嫡子ないし優秀な拵師など婿養子)が銭衛門を襲名する習わしのため、
むしろ家事や華道、茶道、日舞に居合い道など、武家の嫁として遜色ない心得を重点的に教育されていた。
それが父に連れられて殿中にてお目見え初日、当時『今静』と讃えられた巫女舞の名手・母紗羅(さら)(キッシャーハーフ)に
生き写しの顔立ちを藩主に見初められ、実に五歳にして上つ方のお手付きとなる。武家のならいで主君に逆らえない父や兵衛も黙って娘を差し出した。
この事は家老を始め城中の暗黙の了解となっている。家臣団が揃って含み笑いをするのはそのせいも有る。
以降現在まで目通し・城勤めに出る毎夜、月経の都合もお構いなしに藩主の夜伽に出されている。
ちょうど物心の付く時分に辱めを受けたせいか重軽度の心因的記憶障害を来し、
今日に至るまでの凌辱の記憶は、煌耀自身の中で全て“毎夜見る悪夢”として認識され、現実視されていない。
実際に夢に出る。稀に己を犯している男の顔が、田所兵衛のものになったり舘脇一太郎のものになったりして移ろい、
そんな夢を見て魘される自分のことをなんて淫らな女だろうと蔑んでは、卑しい性根に一人むせび泣いている。
酷い次期は夢遊病に。最上屋敷の周囲、林や生け垣などを焦点の定まらない瞳でふらふらウロついては、
巫女唄をうたいながら愛用の錐で腕を斬り裂く。常習的なリストカッター。
布団に戻って朝起きた時に、そのへんが血まみれでギョッとする事数回。自分でもかなり怖ろしくなっていて、常に情緒不安定な心理の原因のひとつ。

また突如銭衛門が五代目に代替わりするに辺り、拵え仕事の一切が降りなくなったのは、
表向き技術不足を理由にされているが、真相は老中但馬団十郎(64)、侍従頭村上善次(37)、若年寄小西影虎(29)、御傍衆大江権佐(41)ら等、
藩主の寵愛と庇護を受けていた最上家を良く思わなかった側近・侍従達が、ここぞとばかりに手を廻して悪評を広めているせい。
はたして何も知らない十二歳の小娘は格好の虐待の的となり、殿上に気に入られているくせに仕事も満足に上げられない仕置きと称して、
何度も百足や溝鼠の巣になっている地下蔵に閉じ込められたり、慰み者として小姓部屋に投げ込まれていたりしていた。

ベクトルは常に一方向性。自分より年長の全ての青年、特に男性を「おとなたち」と一括りして、
腹の底では格下の者(自分含む)を常に侮り嘲り利用する機会を伺っているに違いないと思い込み、
どんな好意や親切も頭から信用する事相成らず、激しい嫌悪感と憎悪を募らせる一方、
反対に自分より年下の子供や女性など「自分に取って脅威ではない」(*害にならない⇔自分より弱い)
と判断する相手には事のほか親しみを覚え、自分から関わりたがる傾向すらある。
特に身内など一度懐深く入れた人間には過剰なまでの愛情と執着心を傾ける。
(*一遍に全ての家族・部下を失った思い出があるため、一度でも距離を置いたり手を離したりしてしまえば、
二度とこの絆を手にする事が出来ないような気がすると言う心因的依存症を伴う恐怖感)
名前を呼んだり、手を握ったり、声を確かめたりと執拗に『其処に居る(*傍に存在している)』事を確かめたがる。
夜は殆ど寝ない。眠りに落ちること(*夢を見ることや知らないうちに怪我を負うこと)を怖ろく思い、
おおよそ空が白み始める早朝から朝方に掛けてわずかに睡眠を取る具合。城上がりでない時も夜眠りに落ちることに酷く怯える。
笑ったり喜んだり嬉しかったり、「何か嬉しいこと」があると望みが叶わないような(*家族を取り戻せないような)気がすると言う強迫観念が常に付きまとい、
笑えないのではなく笑うことを我慢している。笑うと言う概念を無意識的に切り離して忘却している。
何をするにつけ功績がない事を悔やみ(*武家にありがちな成果主義の躾のせい)、
毎日毎度いちいちの行動に己を律して何とか好きな人間に認められたい・社会的に自分の居場所を確立したいと強く欲するため、
ある意味ルビエより根の深い自己嫌悪症が平素から付きまとう。内心は鬱病ヒステリーを伴うストレスフル。
人付き合いはトコトン下手。手先は器用だが人格は不器用。
特に好意がある人の前ではいい所を見せようとするあまりテンパッて、言わなくてもいいことを言いしなくてもいいことをしがち。
「他人との絆はどんなに深くても(いつかは)切れるもの」と捨て鉢に考えている節があるので、最初は全ての付き合いに置いて消極的な傾向にある。

腕前はともかく掃除・料理・洗濯と家事好き。その辺りの作法はきちんと仕付けられていたせいか、なんだかんだ言っても育ちは育ち。
末はいい嫁さんになりそうな気質だが、いかんせん男運の悪さは折り紙付き。
幸か不幸か生来男好きのする空気を纏う星廻り。自分の意志に関わらず根っから駄目男・畜生漢の淫気を引く体質を持つ。
その不運具合は重傷で藩主(*殿様)を始め、芥子を嗅がされて但馬や村上などにも弄ばれ、見かねた最上家お庭番金冶(NPC:当時十三歳)が
密かに閨の場から連れ出し最上家屋根裏に匿った際、小袖を剥かれてすすり泣く惨めな息女の姿に当てられた彼の双子の弟、
同じくお庭番銀冶(NPC:当時十三歳)が絞首悦楽症と言う困った性癖を呼び覚まし、
金冶の居ない間中、銀冶に圧し掛かられ生かさず殺さず首を絞められ続けた経験すら持つ悲惨。
無論、当時の記憶も全て“悪夢”として片付けられている。都合の悪い記憶はなべて夢扱い。真人間には蔑視しか受けないとことん男運の無い特性。

:2009:06/28/02:03  ++  Jinbalt=Diares


Neme:Jinbalt=Diares
Type:ダークエルフ(エルダーダーク+ダークエルフ)
Age:93歳
Height:179cm
weight:68kg
Blood type:A(A型Rh-型。無難に見えて輸血不可な希少型)
Grip:右28.88 左31.32
Arm:レフトハンドソードの使える左利き。(但しE.付けペンオンリー)
Birthday:1月18日。誕生花はパフィオペディルム。花言葉は「思慮深さ・変わりやすい愛情」
Skill:速読・速記・速算・翻訳・心理話術・低級精霊魔術(属性:炸裂系)
Hobby:無趣味。面白みがない男。強いて言えば料理。
Favor:キャベツ(*主食)。まれにレタスやパセリ。あと甘いもの大好き。
Dislike:化粧や香水の匂いのする所謂女臭い女性。軽度の女性嫌悪症から成る。
Image Animal?:シェパード。外見など色合い的に。中身は猫タイプ。
Image Color?:ダークブラウン。枯木色。着衣も同色が多い。普段は濃緑の衣類と重ね着し一杉の細木のように。
Image Song?:宇多田ヒカル『In My Room』。夢も現実も目を閉じれば同じ。だからdream of you 夢にエスケープin my room ウソもホントウも口を閉じれば同じ
favor Type?:ヘテロ。しかし枯れている上、妻との一件から女嫌いに。普段は「同僚」「客」「他人」などカテゴリを付けることで平素を保つ。
CV Image:小野坂昌也

【ジンバルト人間性裏考察】
元々は700年を閲したエルダーエルフを父親に持つ、膨大な魔力を持ったエリートエルフだった。
数年前まではエルフの森で大老院付きの高官として一族を率い、次期長として将来を嘱望されていた男だったが、
『魔界戦争』勃発の際、一族の魔導技術の粋を収縮して設計された、”対「紅い光」用巨大魔導砲『ガルガンチュア』”なる兵器を製造・使用に辺り、
同じく高官の親友と妻アメリアとの共謀に貶められ、エーテル砲の魔力媒体に使用される。
直前までプロジェクトの中心として、一族と人間達のためにと開発研究に血道を上げていた男は、
兵器が実装されるその日に突如両側から腕を掴まれ連行されて、媒介装置に設置されるまで何ひとつ気が付かなかった。
はたして魂ごと引き裂かん絶叫と共に、『ガルガンチュア』から発射された、凄まじいエーテル魔導弾は、紅い柱に打ちこまれてアッサリ消失に終わる無風。
身体中から血潮と煙を吹き上げながら魔力の殆どを搾取され失ったエリートは、使用価値無しと見なされて、装置から外された直後に予定調和的に放逐される。
人間たちに手を貸したと言う体面だけを主張して、プライドの高い一族は無力化した兵器共々彼を『廃棄処分』として記録から抹消。
不始末を歴史に残さないように口を拭うことに努めた。
血みどろの身体を引き摺って自宅へようよう戻ると、家の庭で親友と妻が抱き合っていた。
妻が面倒くさそうに振り向き「死ななかったの?」と尋ねた事で全ての目論見が知れた。
勇敢だが愚直な長男は母に悪し様に吹き込まれた通りに彼を罵り、瀕死の父へ槍を打ち、
聡明だが冷淡な次男は策謀に嵌められた父の無能さに嘆息し、それが俺の親かと見放して、
繊細で大人しい三男だけが父のために泣き、怒り、それでも二度とエルフの森に戻れない立場の彼に背を向けた。
心身ともに絶望の淵に沈み、半死半生の体でヴェイトスに倒れ付いたところをさる闇医者に拾われて一命を取り留める。
始めはほぼ寝たきりで食事も喉を通らず物も喋らない有様だったが、医者の破天荒で賑やかな人柄に触れ、
半年以上掛けて精神と体力のリハビリを図り、何とか人間社会で渡って行ける力を養うも、
心の奥底にベッタリ根付いた人間不信はついに拭い得なかった。

基本的に信用出来る人間など居ない(*仲間はいないor人を見たら敵だと思え)と思い込んでいるせいで、猜疑心と警戒心が異様に強く、
他人に己の本音を吐露することはまずない。隙あらば人を出し抜こうと画策し目論んでいるが、
(*ソレも周囲の人間に先に追い抜かれれば自分が蔑まれ利用される立場になると言う、強迫観念から来る無意識ないし意識的な焦り)
本当は繊細で傷付き易い優しい心根の青年。命が商品化され虫のように消えていくさまや、それを黙認している自分の罪悪感から、
実は心の底ではいつも気が狂う寸前の心境で、神経のギリギリの線で耐え踏み止まっている。決して自ら本心は曝けないが、本心に迫る核心を突かれると、
平素の笑顔から突如豹変、反射的に激昂するが、すぐに我に帰ってしどろもどろになり、泣きそうな顔で焦って弁解を繰り返す。
かなりの喫煙家。実は手持無沙汰になれば取りあえず吸う具合のヘビースモーカー級。助けられた医者の影響。吸うメーカーはSpirit Res。
現代で言うブラックストーン・バニラやブラックストーン・チェリーみたいな代物。気持ちが悪くなるほど甘ッたるいヴァニラ+チョコレートのフレーバー。
タールもニコチンも強く、初めて吸ッた人間は、まず一吸いも出来ずに噎せくり返るのが普通。
極端なデレツンデレで天サド。お気に入りの相手になるほど口も扱いも悪くなるが、敬語抜きでしゃべるレベルはまず出来ない。

妻の名はアメリア=ダイアリス(ハイエルフ)。
長男はギルベルト=ダイアリス(レンジャーナイト)、次男はラングブルト=ダイアリス(星読術師)、三男はアーチボルト=ダイアリス(獣医) 。
みんな元気。たまに血気盛んな長男が次男ひきつれてヴェイトスまで闇討ちにくる。
腐っても父の威厳で、返り討ちに合ったところを三男がおっとり刀で駆けつけて回収していく流れ。
長男が一番父親に似てる。当人はべルフリード(親友:今は三兄弟の養父)と上手く行っているかどうか心配。